【ワシントン】米国のマイク・ポンペオ国務長官とジム・マティス国防長官は9日、中国の外交担当トップである楊潔チ・共産党政治局員らと会談した。両長官は北朝鮮やイラン、南シナ海、貿易問題について協議し、いくつかの問題では意見が一致したものの、その他については見解の相違が浮き彫りになったと述べた。  ポンペオ氏はワシントンでの会談後、「非常に生産的な話し合いだった」とし、「米国は中国との冷戦や封じ込め政策は目指していない。むしろ、中国の責任ある公平な活動を確実にすることを望んでいる」と言明した。