【アブダビ】オマーンのムハンマド・ビン・ハマド・ルムヒ石油・ガス相は11日、石油輸出国機構(OPEC)は来月ウィーンで開く会合で原油減産に合意する公算が大きいとの見方を示した。これに先立ち、サウジアラビアは来月石油供給量を減らすことを認め、ロシアはそれに続く可能性を示唆した。  ルムヒ氏はアブダビで開催された共同閣僚監視委員会(JMMC)の会合後、「来年は原油が供給過剰になるとの見解で一致している」とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に語った。オマーンはOPECの加盟国ではないが、その産油量の決定に参加している。