米メリーランド州ボルティモア在住のアラン・J・フィンクさん(64)は週に2、3回、母親の切実な声に耳を傾ける。一緒に外出できる仲の良い友人がほしいというのだ。  88歳になる母親にも、フィンクさん自身にとってもそれが目下の悩みだ。  「20年後、母と同じ立場になりたくない」。フィンクさんはそう話し、もっと交友関係を広げるべきではないかと焦っている。