米財務省は28日、米国に対する大掛かりなサイバー攻撃で身代金として奪った仮想通貨「ビットコイン」を洗浄したとして、イラン人2人に制裁を科した。このサイバー攻撃では米国内の病院や医療機関ネットワークなどが被害を受けた米当局は、イランが米政府の経済制裁をかいくぐろうと、ビットコインなどの通貨への依存を強めることを警戒している。制裁対象となった2人は、司法省が起訴したイランのサイバー組織の代わりに暗号化型ランサムウエア「SAMSAM(サムサム)」で得たビットコインを通貨リアルに両替したとされている。
米、イラン人2人に制裁 ビットコイン洗浄疑惑
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