ことを受けて、カナダ当局が米国の要請で中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕したことへの中国の報復との見方が出ている。  中国当局に拘束されているのは、独立系シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の北東アジア担当上級顧問マイケル・コブリグ氏。コブリグ氏は中国で数年にわたり、中国当局によるイスラム教徒弾圧や中国と北朝鮮の関係など、微妙な問題を研究してきた。ICGに加わる前の2014〜16年には、北京のカナダ大使館で勤務した経験があり、中国語も堪能だ。