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変動の激しい相場では安定したインカムが魅力的

 変動の激しい相場が数週間続いたことで、利回り重視の投資対象による安定したインカムが非常に魅力的に見える。また、最近の急落により、今後数年のパフォーマンスが極めて有望な株式と債券の両方に豊富な投資機会が生じた。

 現在、特に魅力的なインカム投資対象は、米国と海外の高配当株式、マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)、ジャンク債、優先株式などである。こうしたセクターでは、個別銘柄、ミューチュアルファンド、上場投資信託(ETF)や、大きな打撃を受けたクローズドエンド・ファンドを通じて3~10%の利回りを獲得することができる。

 本誌は毎年、インカム投資対象の評価を行っている。7回目となる今年は11の異なるセクターについて検討した。以下、本誌の選好順に紹介する。

1位:MLP

 ベンチマークのアレリアン指数が2014年のピークから55%下落したことや、キンダー・モーガン(KMI)およびプレーンズ・オール・アメリカン・パイプライン(PAA)などが減配したことによって、多くの個人投資家はMLPを見限った。