算数はかけた時間に比例して偏差値が上がる
「うちの子には算数のセンスがない」と心配する親御さんは多いのですが、センスが必要とされるのは、ごく一部のトップ同士の争いにおいてです。
中学入試でも高校入試でも、算数や数学の問題は、市販の参考書の類題が95%を占めており、センスがなければ解けない問題は5%にすぎません。実は、算数はセンスの有無など関係なく、普通の子が学習レベルや偏差値を最も上げやすい教科です。
算数は覚える量が圧倒的に少ない上に、国語のように日頃からの読書量が求められたり、理科のように自然との触れ合い経験がものをいったりする教科と違い、勉強にかけた時間に比例して成績も伸びやすいのです。
算数は苦手意識を持たないで、計算問題をたくさん解くなど時間を費やしましょう。その分、確実に伸びていることを実感できたら、算数は自信教科になります。