米民主党のカマラ・ハリス上院議員(カルフォルニア州)は21日、ABCの「グッド・モーニング・アメリカ」に出演し、2020年の大統領選に出馬する意向を表明した。女性初、黒人としては2人目の大統領を目指す。ハリス氏(54)はサンフランシスコの地区検事長、カリフォルニア州の司法長官を歴任した後、2016年に上院議員に当選。「人々のために」を選挙スローガンに掲げ、これまで検察官として積んだ実績を有権者に訴える見通しだ。ABCとのインタビューでは「私は国を愛している。今こそ、われわれの価値観を守るために戦うべきだと感じている」と出馬の理由を説明した。これまで民主党内からは、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、キルステン・ジルブランド上院議員(ニューヨーク州)、フリアン・カストロ元住宅都市開発長官、ジョン・デラニー元下院議員(メリーランド州)が出馬を表明している。
米民主党のハリス上院議員、大統領選出馬を表明
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