【ソウル】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、ドナルド・トランプ米大統領からの親書を受け取り「大きな満足」を表明した。米国との核交渉を担う北朝鮮側の代表団は先週ワシントンを訪問し、2月下旬に2回目の米朝首脳会談を開催することで合意している。  北朝鮮の国営メディアが24日発表した声明によると、金正恩氏は「トランプ大統領の前向きな考え方を(北朝鮮政府は)信じる」と述べ、非核化という共通の目標に向けて「米国と共に一歩ずつ進んでいく」と語った。  正恩氏は1月に発表した「新年の辞」で、核兵器の製造はしないと表明している。