寒い季節になると、毎年ニュースになるのが、さまざまな原因で発生する着衣着火による大やけどや、それらが大火に至った火災である。サニーカミヤ氏のコラム「ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情」より着衣着火を防ぐ方法を紹介します。
着衣着火の事故、
毎年1月が一番多い
アメリカではクリスマスケーキやバースデーケーキに立てたろうそくの火を吹き消す際に、女性の髪の毛や首に巻き付けていたストールやブライド(花嫁)のベール、手首に付けていたアクセサリー、周りの友人達が放ったバースデースプレー(ひもスプレー)などに引火して、顔や頭、右腕や右半身(右利きが多いため)に大やけどなどを負う事故が多い。
下記のリンクには、誕生日やパーティー時に火災になった、数多くの映像がある。
https://www.youtube.com/results?search_query=birthday+spray+cake+candle+fire
今回は「着衣着火」の危険性と応急処置法をご紹介したい。