ドイツの独占禁止法当局である連邦カルテル庁は7日、米フェイスブックに対し、同意を得ずに利用者のインターネット上の情報を統合することをやめるよう命じた。  連邦カルテル庁によると、フェイスブックは自社サイト以外のネット利用に関する情報も収集することをユーザーに許可させ、それをサービス利用の条件にしている。これが交流サイト業界での圧倒的地位の乱用に当たると判断した。「ワッツアップ」「インスタグラム」など傘下サービスや外部アプリでの利用者の活動に関する情報とフェイスブックのアカウントとを、利用者の承諾を得ずに結びつけることをやめるよう命じた。