マンハッタンの不動産開発会社TFコーナーストーンとMSDパートナーズは、高級ホテルのグランド・ハイアット・ニューヨークを買収し、解体したうえで複合ビルを建設することで合意した。このホテルはグランドセントラル駅に隣接し、ドナルド・トランプ氏がマンハッタンで初めて手掛けた大型物件。MSDは、米パソコン大手デル・テクノロジーズの創業者マイケル・デル氏とその家族の資産運用会社。新たに建設されるビルは、延べ床面積が約200万平方フィート(約18万5800平方メートル)で、オフィスや小売店舗のほか、規模を縮小したグランド・ハイアットが入居する予定。建設にはニューヨーク市とニューヨーク州の承認が必要となっている。解体工事がいつ始まるかやビルの高さは不明だ。
グランド・ハイアットNY、解体して複合ビルに
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