米ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツ(EA)が近く非公開化されることで合意しそうだ。成立すれば、過去最大のレバレッジド・バイアウト(LBO、買収先企業の資産を担保とした借り入れによる買収)案件になる公算が大きい。複数の関係者が明らかにした。それによると、投資家グループは早ければ来週にもEAの買収を発表する見通し。グループにはプライベートエクイティ(PE)のシルバーレイク、サウジアラビア政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)、ドナルド・トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏の投資会社アフィニティー・パートナーズが参加している。EAはカリフォルニア州が本拠。サッカーやアメフトなどのスポーツゲームで最も知られる。時価総額は26日午後に入った時点で約430億ドルだったが、2人の関係者の話では、最高で500億ドル(約7兆5000億円)の評価がつく可能性がある。
ゲームのEA、非公開化で近く合意か 500億ドル規模=関係者
過去最大のLBO案件が成立する可能性がある
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