米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズが15日発表した10-12月期(第4四半期)決算は、売上高が前年同期比25%増の30億2000万ドルとなった。増収率は同社が2年前に詳しい業績を開示し始めて以降で最小。7-9月期(第3四半期)は38%だった。10-12月期の純損益は8億6500万ドルの赤字(7-9月期は10億7000万ドルの赤字)。2018年12月期通期では、ロシアと東南アジアの不採算事業売却による特別利益を除くと赤字が約33億ドルへと、前年の45億ドルから縮小した。ウーバーは新規株式公開(IPO)で最高1200億ドル(約13兆円)の評価を目指している。ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は不採算部門を売却し、ソフトバンクグループやトヨタ自動車から資金調達することで財務基盤の強化を進めている。
ウーバー、10-12月期は赤字縮小 増収ペース鈍化
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