米配車大手ウーバーテクノロジーズはドバイの同業カリームを約30億ドルで買収することで合意に近づいている。事情に詳しい関係者らが明らかにした。関係者の1人によれば、年内に予定されているウーバーの新規株式公開(IPO)を前に最終的な合意が結ばれる。ウーバーとカリームは1年ほど協議を継続。。カリームのウェブサイトによれば、同社は中東地域に3000万人以上のユーザーを抱えている。昨年行われた資金調達ラウンドでの評価額は20億ドルに達した。また調査会社ピッチブックにると、カリームは楽天や中国の配車サービス大手の滴滴出行(ディディチューシン)などから出資を受け、これまでに7億ドルの資金を調達している。ウーバーによるカリーム買収のニュースはブルームバーグが先に報じていた。
ウーバー、ドバイの同業カリーム買収で合意間近 30億ドル前後か
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