【ワシントン】米中貿易摩擦の解消へ向けた交渉が山場を迎えている。米通商代表部(USTR)のロバート・ライトハイザー代表は12日、中国の交渉担当官と定期的に協議を重ねていることを明らかにした。  ライトハイザー氏は上院財政委員会に対し、協議の「最終週に入っていることを望む」と述べた。  また、前日に中国の交渉担当者らと話したが、13日にも再び話し合う予定だと語った。話し合いの相手が誰かは明かさなかったものの、中国メディアはライトハイザー氏とスティーブン・ムニューシン財務長官が中国の劉鶴副首相(経済担当)と協議を続けていると報じていた。