中国住宅市場に深まる亀裂Photo:Reuters

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 中国の過去2年の経済成長をけん引してきた長い住宅ブームにガタが来はじめている。それは、今年約10%上昇しているバブル状態の銅相場が短期的に経験するトラブルを意味するかもしれないし、年内の金融政策緩和につながる可能性もある。

 15日に発表される不動産指標では、住宅価格がなお上昇していることが確認されそうだ。だが、見通しは悪化しており、土地価格は既にかなり軟調だ。1、2月の住宅関連データはほぼ全ての項目がトラブルを示唆したが、不動産投資の伸びは加速した。ガラス、電力、非鉄金属、セメント生産量の伸びは急減速した。住宅や土地の売却は前年から減少。後者は34%減となった。