ダイアゴン横丁Photo:iStock/gettyimages

 米ナイアンティックの最高経営責任者(CEO)兼創業者、ジョン・ハンケ氏は、新作ゲーム「ハリーポッター:魔法同盟」のリリースにあたり、「ポケモンGo」の開発で得た教訓を生かそうとしている。ポケモンGoでは、多くのプレーヤーが拡張現実(AR)モードをオフにしたことだ。

 ハンケ氏はポケモンGoについて、携帯電話のカメラを通じて映し出されるデジタル物体と現実が融合された世界で、「特にプレーヤーが動き回ると、仮想モンスターを捕まえるのが難しくなった」と話す。「当時は、これがテクノロジーの限界だった」

 年内にリリース予定の魔法同盟はハンケ氏にとって、ARの魅力をモバイルゲーマーに肌で感じ取ってもらう2度目のチャンスだ。魔法同盟でも、バーチャルな魔法の物体を求めてゲーマーが再び探し回ることになる。

 AR技術を使えば、例えば実物を購入する前に仮想ソファをリビングルームに配置して確認したり、実際に街を歩く中でデジタル道案内を表示したりすることができる。ハイテク業界では、コンピューターインターフェースにおいて、次なる大きなブームをもたらす技術として有力視されている。アップルも最近の開発者会議で大掛かりなARゲームのデモを行ったほか、マイクロソフトもゴーグル型AR端末の新作「ホロレンズ」を発表している。