国民年金が増える
その他の方法は?

 繰り下げ受給以外で、厚生年金がない自営業などの国民年金加入者(第1号被保険者)が年金を増やすための公的な年金制度としては、「付加年金」と「国民年金基金」の2つがあります。

「付加年金」は、月々400円を国民年金保険料に上乗せすると、年金額が「200円×上乗せで支払った月数」増える制度です。2年間受け取れば、納めた保険料の元が取れます。

「国民年金基金」も国民年金に掛金を上乗せして将来の年金額を増やす制度です。ひと口いくらという口数制で、掛金の額は加入時期や口数などによって変わります。なお、付加年金との併用はできません。

今後は年金開始70歳超も
選択できる方針に

 現在は65歳を原則に60~70歳の間で受給開始年齢を選べるしくみとなっていますが、政府は今後、公的年金の受給開始時期を70歳超も選択できるようにする方針を盛り込んだ高齢社会対策大綱を決定。厚生労働省は2020年度中の関連法改正を目指して検討を始めています。

 現在と同様、受給開始年齢を繰り下げるほど年金額は増え、増額率も上積みする方針とのこと。なお、年齢の上限は75歳が現実的なようです。