なかなかやる気が出ない。やりたいことがあっても、動けない。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、「人生を動かす習慣」について書かれた一節を、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。

やる気が出ないときに、仕事ができる人がやっていること・ナンバー1Photo: Adobe Stock

「気になっていること」をすべて書き出す

 私たちが行動しようとするとき、頭の中がどういう状態だと理想的だと思いますか?

 それは「気になっていることがない」という状態です。

 やるべきことに集中するための最初のステップは「気になっているものをすべて書き出す」ことです。

書き出すことで頭の中を空っぽにできる

 タスク管理の世界的ベストセラー『新装版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』(二見書房)の著者デビッド・アレンも、世界的コーチであるアンソニー・ロビンズも、共通して「まず頭の中のものを出すこと」を最初のステップとして教えています。

 書き出すときの簡単な方法を紹介します。まずタイマーを5分にセットし、ノートや付せんに頭の中にあることを思いつくまま書き出していきます。

 私はこれを毎朝一番に行っています。

 頭に浮かんでいることを外に出すだけで、思考の整理が一気に進むからです。

 書くことで、一度“頭の中を空っぽ”にできるのがポイントです。

 そして「今、取り組むべきことはこれだ」と決めたら、頭はその一点に集中できるようになります。

 書き出す内容も、言葉の正確さも気にしなくて大丈夫です。

 大事なのは、頭の中にあるものをそのまま外に出すことなのです。

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「気になっていること」を書くと、人生が動き始める

 気になっていることを書き出すようになると、多くの人が経験するのは「気になることが増える」という逆説的な現象です。

 これ、実は人生のアップデートが始まったとても重要なサインなんです。

「気になるものが増える」のは、あなたの関心が動き始めている証拠。

 人は人生が停滞しているとき、なんにも関心が動かなくなります。

 一方で、気になることが増えてくるのは、私たちの脳が動き始めているサインです。

 その先に、ブレイクスルーが引き起こされるのです。

 気になったことをいつでもどこでも書き出せるよう、いつもメモとペンを持っておきましょう。

(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)