米商務省が28日発表した2018年10-12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は前期比年率換算で2.2%増と、速報値の2.6%増から下方修正された。GDP確定値はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想と一致した。GDPの3分の2余りを占める個人消費は2.5%増と、速報値の2.8%増から引き下げられた。娯楽関連製品や自動車への支出の下方修正が響いた。一方で、貿易赤字による成長率の押し下げ幅は0.08ポイントにとどまったことも明らかになった。速報値ではこれが0.22ポイントだった。10-12月期の成長率は前年同期比では3.0%となり、速報値の3.1%をわずかに下回った。
米10-12月期GDP、2.2%増に下方修正
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