米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは11日、新規株式公開(IPO)申請書を公開した。世界展開への大きな野心を持つウーバーは、中核事業の配車サービスは成長鈍化に直面している。  サンフランシスコを拠点とするウーバーは昨年12月、米証券取引委員会(SEC)に非公開でIPO申請書を提出していた。  提出書類によると、中核の配車サービス事業で享受していた桁外れの成長がこのところ、頭打ちになっている。奨励金など特別項目を除いた同事業の10-12月期(第4四半期)の売上高は23億1000万ドル(約2580億円)。前2四半期に比べほぼ横ばいとなっている。