ウィリアム・バー米司法長官は、ロシア疑惑捜査を巡るロバート・モラー特別検察官の報告書を18日に公表する見通しだ。司法省当局者が明らかにした。  バー氏ら司法省幹部は、過去3週間にわたり、約400ページにわたるモラー氏の報告書の中で慎重な扱いを要する情報を精査してきた。こうした部分は黒塗りにした上で公表する。  バー氏はこれまで、モラー氏の報告書に関して4ページの要旨しか公表していない。バー氏によると、モラー氏は、2016年の米大統領選で、トランプ陣営とロシアとの間に結託はなかったと断定したが、ドナルド・トランプ大統領が司法妨害を行ったかについては結論を出さなかった。