【ワシントン】最新の米国勢調査データによると、全米の郡のうち、2018年度(18年6月までの1年間)に人口が増加した割合は10%近くに上った。2011年との比較では大幅な伸びであり、主因は移民の流入だ。人口の高齢化が進み、出生率が伸び悩む中で、新たな来訪者が米国を支えていることが浮き彫りになった。  18日に発表されたデータによると、昨年度は全米3142郡のうち298郡で人口が増えた。これは出生数が死亡数を上回ったり、国内の移住者が増えたりしたのではなく、主に国外からの移民によるものだ。2011年には247郡で人口が増加した。