米フロリダ州オーランドで営業職をしているアシュリン・バーゲットさん(23)は、普段はテキストメッセージを受け取るのが好きだ。しかし昨秋、職場のメッセージグループに追加されると次々に画像まで送られてくるようになった。  最初に届いたのは同僚の孫たちの画像。それからペット。週末の間、メッセージ受信を知らせる携帯電話の点滅が続いた。  「同僚たちはこちらが喜ぶと思っている。社交辞令で『なんてかわいいの』などと言うせいだ」。こう話すバーゲットさんは自分の写真を送ったことがない。「火に油を注ぎたくない」からだ。  テキストメッセージは全米の職場の奥深くに侵入しつつある。