【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領が経済運営を突破口に不支持層に食い込みつつあることが、最新の世論調査で分かった。2020年大統領選で再選を目指すトランプ陣営は今後、このグループの取り込みに動きそうだ。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査では、トランプ氏の大統領としての仕事ぶりを支持しない人は51%、支持する人は46%となった。トランプ大統領就任以降に行われた20回の世論調査のうち、不支持率が50%を超えたのは19回目となる。  ただ経済運営に限れば、トランプ人気は高まっているようだ。