強い組織と危うい組織を見極めるには?
強い組織と危ない組織を見極めるチェックリストを紹介します Photo:PIXTA

 連載第1回では、強い組織と問題を抱える組織の違いについて、「マインド」と「スキル」という2軸をもとに説明した。「マインド高い系」が集まる組織と「スキル高い系」が集まる組織では、前者の方が中期的に強くなる可能性があることは多少ご理解いただけたのではないだろうか。

 では、あなたが所属する組織は今、「マインド高い系」や「スキル高い系」がどれくらい集まっているだろうか。今回は、私が独自に考案した、組織の分析も可能な「MSマトリクス」を使い、簡易的ではあるが、自社の組織の課題分析を行ってみよう。自社の組織はどこに問題を抱えているのか、何に注意して改善すべきなのかを探るヒントになればと思う。

組織や人材を俯瞰して捉える
「MSマトリクス」の使い方

 まず、「MSマトリクス」の使い方を説明しよう。マトリクス自体はご覧のようなシンプルなものだが、これを使うことで自社の組織の現状を可視化し、客観的に課題の整理ができるようになる。さらに言えば、本質的な課題解決に向けた施策を導き出すツールとしても活用できるはずだ。

 前回の記事でも紹介したように、「MSマトリクス」はタテ軸を「マインドセット」、ヨコ軸を「スキル」としている。どちらもなじみのある言葉だと思うが、それぞれ少し補足をしておきたい。特に、タテ軸の「マインドセット」は、その意味を本質的に捉えられていない場合もあるので、この機会にぜひ見直してほしい。