
吉田行宏
せっかく会議で長い時間かけて議論をしたのに、決定したはずの施策が一向に進んでいない。こうしたケースは少なくない。ではなぜ、「決まったことが後で実行されない」意味のない会議が行われてしまうのか、その原因と防止策を考えてみよう。

忙しい仕事の時間をやりくりして参加しているのに、ダラダラと時間が過ぎていくだけの会議――。あなたは身に覚えがないだろうか。こんな会議に陥るのは、“ある2つのこと”を事前に決めていないからに他ならない。

「今の会議、何が決まったんだっけ?」「自分が出る意味はあったのだろうか?」など、会議によって日々ストレスを感じている方も多いのではないだろうか。 なぜあなたの会社では、「ムダな会議」が行われてしまうのか。

第5回(最終回)
「リーダーの悩みの9割は人」と言っていいほど、人材育成やマネジメントに悩んでいる人は実に多い。この連載の最終回では、私が考え出した独自のツール「MSマトリクス」を活用して組織強化に取り組む企業の3つの事例を紹介する。

第4回
どこの会社でも、当たり前のように会議が開かれているが、参加者が会議そのもののあり方を考えることは少ない。また、多くの人が会議にネガティブ感情を抱いている。では、「会議のやり方」で、組織にどのような違いが生じるのだろうか。

第3回
「マインドセット」が高い人は、物事に対する「当事者意識」も高い。それは個々の行動からも汲み取ることができるが、中でも、とても簡単に「当事者意識」の高さを判断する方法がある。

第2回
前回は、強い組織と問題を抱える組織の違いについて、「マインド」と「スキル」という2軸をもとに説明した。では、あなたが所属する組織は今、「マインド高い系」や「スキル高い系」の人材がどれくらい集まっているか。チェックリストで確認しよう。

第1回
あなたの組織を強くするために新たに人材を選ぶとしたら、どんな人材を選ぶだろうか。当然、マインドもスキルも高い人材がほしいと答えるだろう。しかし、そのどちらかが欠けている人材なら、「スキル」「マインド」どちらを重視すべきだろうか。

突然「辞める」と言い出した部下を引き止める方法はないか。今回は「辞めたい部下」に対して、上司はその状況をどう判断し、彼らに何がアドバイスできるのか、考えてみたい。

部下が突然、会社を辞めると言い出した。理由が全くわからず、引き止めても部下の心は動かない……。こうした状況に陥ったことのあるリーダーは少なくないだろう。なぜ部下は突然辞めようとするのか、上司はその退職に打つ手はないのか。
