――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米アルファベット傘下のグーグルは携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を無償で提供しているかもしれないが、株主はそれが慈善行為ではないことを心に留めておくべきだ。  アンドロイドは米中貿易摩擦の激化で新たな巻き添えとなっている。大きな巻き添えと言っていいだろう。トランプ米政権は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を標的として、米企業の技術へのアクセスを制限する新規制を打ち出した。