スマホの計算機アプリを
使わないほうがいいワケ

「四則演算なら、スマホでも事足りるのでは」と思うかもしれない。しかし、スマホのタッチパネルは、速やかな計算には不向きだと深沢氏は指摘する。

「スマホの計算機は、ボタンがないので、使いにくいというデメリットがあります。打ち間違いもすごく多いです。計算途中に電話がきて、画面が切り替わるというのもいただけません。あとはやはり、見た目の印象ですね。電卓を使うことで、相手を大事にしていることを伝えられると思います」

 もしもあなたが、大きな金額の買い物をするとして、その金額をスマホで表示されたらどう感じるだろうか。ここぞという場面では電卓を使ったほうが、『大事にしている感』が伝わりやすいのだ。

 では、ビジネスマンが持つべき、おすすめの電卓はあるのだろうか?

「使う電卓は自分が使いやすければ、なんでもいいです。高価なものである必要はまったくありません。持ち運ぶことを考えたら、小さめがいいかなというくらいですね」

 数字に慣れることは、ビジネス以外にも役立つ。メディアが報じる統計の数字に驚かされたり、惑わされずにすむようになり、自分の頭で考える癖がつくようになるのだ。

 数字にトラウマを持っている人も、今からでも遅くはない。数字を会話に取り入れる訓練をし、ビジネススキルをアップさせよう。