【ワシントン】米国が戦車など、台湾への20億ドル(約2200億円)余りの武器販売を目指す中、トランプ政権内では武器販売が中国との貿易協議に与える影響を巡り、意見が割れている。  政権関係者3人によると、台湾に武器を販売すれば、月内に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪サミット)で、中国の習近平国家主席がドナルド・トランプ大統領との首脳会談を避ける口実をさらに与えてしまうとの懸念が浮上している。