ソフトバンクグループ(SBG)が、インドの配車大手オラからスピンオフ(分離・独立)した電気自動車(EV)配車サービス会社「オラ・エレクトリック・モビリティー」に約2億5000万ドル(約270億円)を出資したことが分かった。規制当局への提出文書をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。  事情に詳しい関係者によると、オラ・エレクトリックの企業評価額は約10億ドル。同社は調達した資金をインドでの2輪・3輪EVの拡充に投じるという。こうしたEVはインドの都市周辺で短い距離を移動するのに利用されている。