ドナルド・トランプ米大統領は、米法律事務所のパートナー、ユージン・スカリア氏(55)を次期労働長官に指名する意向だ。複数の関係筋が明らかにした。最近辞任したアレクサンダー・アコスタ氏の後任となる。スカリア氏はギブソン・ダン・クラッチャー法律事務所のパートナーで、連邦最高裁判事だった故アントニン・スカリア氏を父に持つ。辞任したアコスタ氏を巡っては、連邦地方検事時代の2007年に、性的虐待容疑で現在起訴されている投資家のジェフリー・エプスタイン被告と交わした司法取引に批判が集まっていた。現在はパトリック・ピゼラ労働副長官が長官代行を務めている。