グーグルの減速は以前にもあったが、今回は長引くかもしれないとウォール街は懸念している。  グーグルの親会社アルファベットは24日午後に4-6月期(第2四半期)決算を発表する。同社株の年初来パフォーマンスは時価総額1000億ドル超の米ハイテク企業の中で最悪だ。前回の決算発表以来、12%下落している。この決算では、グーグルの中核をなす広告事業の減速が判明していた。これほど持続的なアルファベット株の低迷は、前回、2015年早期に広告収入が大きく減速した時以来だ。  当時の減速は一過性だったが、アナリストらは今回について大幅な回復を見込んでいない。