フェイスブックはクラスでいつも問題を起こしているが、成績はいい子供のようだ。しゃくに障るが、感心させられもする。フェイスブックは絶えずマイナスのニュースが報じられているにもかかわらず、24日発表した4-6月期(第2四半期)決算が好調だった。売上高は前年同期比28%増の169億ドルとアナリスト予想を上回り、前期よりも伸びがやや加速した。月間アクティブユーザー数も約3900万人増え、合計24億1000万人となった。米連邦取引委員会(FTC)との和解に関連した20億ドルを含む一時費用を除いたベースの1株利益は1.99ドルとアナリスト予想を優に上回った。ただ、新たな規制によって製品開発に要する時間とコストが増す可能性があるとのアナリスト会見での発言が、好決算にいくらか水を差した。