――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  任天堂の4-6月期決算は低いスコアだったが、次のレベルに進もうとしているところなのかもしれない。  任天堂が30日発表した4-6月期決算は期待外れだった。売上高は2%増加したものの、営業利益は前年同期から10%減少。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、いずれもアナリスト予想に届かなかった。  任天堂の株価は年初来39%上昇し、日本株全体の5%高をはるかにアウトパフォームしているが、上げが一服するのも近いかもしれない。ただ、長期的には楽観視できる理由がある。