米ペンシルベニア州のカイル・ギアースドーフ君(16)は先週末に行われたビデオゲーム「フォートナイト」の世界大会で賞金300万ドル(約3億2600万円)を獲得、一躍eスポーツのスターになった。しかし賞金が全て彼のものになるわけではない。「ブーガ」のニックネームで知られるギアースドーフ君は今年3月、eスポーツチーム「センチネルズ」と1年契約を結んだ。ほぼ毎日、アマゾンのライブ動画配信プラットフォーム「ツイッチ」で自身のフォートナイトのプレーを配信しており、チームのスカウトはその腕前に感心した。契約では彼が大会で稼いだ賞金の一部をチームに渡すことになっている。eスポーツのプレーヤーの契約に詳しい人物によると、ギアースドーフ君がフォートナイトの大会で獲得した賞金のうち、本人の取り分は約240万ドルになるとみられ、約60万ドルはチームに入ることになりそうだ。