米フェイスブックによる反トラスト法(独占禁止法)違反の可能性を巡り調査している連邦取引委員会(FTC)は同社の買収案件について、潜在的な競合他社が脅威になる前に買い取る戦略の一環だったかを調べている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、FTCの調査ではフェイスブックの買収手法が焦点となっている。フェイスブックは先週の決算発表でFTCの反トラスト調査について公表したものの、ほとんど詳細は明かしていなかった。FTCの調査官は、ハイテク新興企業がフェイスブックを追い上げるのを防ぐ目的で、同社と創業者のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が買収を行っていなかったかの証拠を探っているという。
フェイスブックへの反トラスト調査、買収案件が対象に
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