眼瞼けいれんは、しばしばドライアイと間違えられるケースが多いようです。
眼瞼けいれんは、しばしばドライアイと間違えられるケースが多いようです(写真はイメージです) Photo:PIXTA

まぶしくて、いたたまれない
ドライアイと診断されたが…

(もうダメ、見ていられない)

 由未子さん(仮名・40歳)はたまらず目を閉じた。近頃、パソコンのモニター画面を見ているのがつらい。まぶしいというか、光が目の奥に刺さってくるような気がしていたたまれないのだ。

 画面にはブルーライトをカットするフィルムが貼ってあるし、モニターを見る角度も、デジタル疲労を防ぐには理想的とされる「モニターの少し上の位置から見下ろすような高さ」に調整してある。疲労をためないよう、それなりに気は使っているつもりだ。

 ただ、1時間に10分は休憩するよう心がけてはいるものの、仕事が立て込んでくれば時間を忘れて集中せざるを得ない。これまでは、気がついたら3時間、同じ姿勢でひたすら作業に没頭していた、ということもよくあった。ところが最近は集中できない。つらさは日ごとに増していっているような気がする。

(私、どうしちゃったんだろう。これってドライアイかしら)

 心配になり、会社の近くの眼科を受診してみた。視力を測定したり、涙の量を調べたりする検査をした後、医師は言った。

「視力も眼球にも異常はありません。涙の量も、ドライアイというほど少なくはありませんが、乾きやすい傾向はありますね。目の潤いを保つ点眼薬をお出ししますので、様子を見てください。お仕事をされているので難しいでしょうけど、できるだけ目を休めるといいですよ。酷使しておられますよね」

 帰宅し、その夜からせっせと点眼薬を差し続けたが、症状はまったく改善しなかった。