米疾病対策センター(CDC)は19日、電子たばこ絡みとみられる肺疾患の事例(可能性が高いケースも含む)がこれまで530件に上ったことを明らかにした。また7人が死亡した。米食品医薬品局(FDA)は現在、150以上の電子たばこ製品を調査している。肺疾患を患った患者はさまざまな電子たばこ製品や、「テトラヒドロカンナビノール(THC)」やニコチンなどが入った薬物を一緒に、または別々に使用していたことが分かっている。THCは、高揚感をもたらすマリフアナ(大麻)の成分だ。FDAは傘下の犯罪捜査事務所(OCI)に協力を要請し、違法製品を使っていた個人を訴追することなく、原因特定に向けた手掛かりを捜査している。
電子たばこ関連の肺疾患、530件に増加=米疾病対策センター
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