米フェイスブックは20日、情報アクセス・共有に関する規約に違反し、同社の要請に応じなかった多数のアプリを利用停止にしたと発表した。同社は7月、ユーザー保護問題で過去最高の50億ドル(約5400億円)の制裁金支払い命令を受けていた。フェイスブックがブログ投稿で明らかにしたところでは、削除されたアプリの多くはまだ試験段階にあったが、約400のデベロッパーが関与していた。また、アプリによっては恒久的に禁止したほか、不正行為が認められたか内部調査に協力しなかった一部デベロッパーを先日提訴したという。同社はブログ投稿で「アプリデベロッパーはフェイスブックのエコシステムにおいて引き続き重要な役割を持つ」と指摘。「フェイスブックの世界を一層社交的で魅力あるものにするのに一役買っている。だが、われわれが個人情報を保護しているということを人々に示す必要がある」と述べた。
フェイスブック、多数のアプリ停止 情報管理強化
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