昔のテレビ番組を期限付きで動画配信する権利を高額の対価を支払って手に入れる競争が激化している。先週AT&T(T)は、傘下のワーナー・ブラザース・テレビジョンが制作した高視聴率のコメディ番組「ビッグバン・セオリー」を、高値を付けて自社で落札した。同番組は、同じくAT&T傘下で動画配信サービスを展開する予定のHBO Maxに適した素材だ。唯一潜在的な問題として残るのは、ケーブルネットワークTBSだ。同社は「ビッグバン・セオリー」の再放映権を保有しており、そう、同じくAT&Tの傘下にある。