毎朝の脈計測は
体調管理に最適

【TBS『金スマ』出演で大反響となった中野ジェームズ修一が教える!】<br />カラダがみるみる変わる!<br />運動効果を劇的に高める<br />「心拍トレーニング」とは?中野ジェームズ修一
スポーツモチベーションCLUB100最高技術責任者 PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー 米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)
フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。東京・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」の最高技術責任者を務める。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

もっと手っとり早く目標心拍数を概算する方法もあります。
主観的運動強度」(RPE)の数字に10をかけると、ごく簡単に目標心拍数を概算できます。
「ややきつい」は13ですから、13×10=毎分130拍となり、先ほど計算した例(毎分136拍)に近いことがわかります。

主観的には「ややきつい」でも、心拍数を測ると毎分130拍から大きくズレている場合は、
自分の感覚(主観的運動強度)よりも心拍数(実態数値)を目安にしましょう。

心拍数をベースに運動強度をコントロールすることを、
専門的には「心拍トレーニング」といいます。

心拍トレーニングでは、目標心拍数を割り出したら、心拍計やスマートウォッチなどでリアルタイムに心拍数をチェックします。
そして、目標心拍数から外れないようにウォーキングやジョギングなどの運動を続けるのです。
あらかじめ自分の目標心拍数を入力しておくと、そこから外れたときに警告音などで知らせてくれる機能を備えた心拍計を活用すると便利です。

安静時心拍数は毎朝測っておくと、ウォーキングの成果が如実に表れます。
有酸素運動を続けていくと、安静時心拍数がだんだん下がってくるのです。

全身持久力がついてくると心臓が強化されて、1回の拍動で押し出せる血液の量(1回拍出量)が増えてきます。その分だけ心拍数が下がるのです。

マラソンのトップランナーは、安静時心拍数が毎分30〜40拍ということも珍しくありません(一般の半分くらいの心拍数です!)。
これは俗に「スポーツ心臓」と呼ばれます。

たとえば、ウォーキングを始める前は毎分70拍だった安静時心拍数が、
毎分65拍まで下がってきたら、それは全身持久力がアップした証拠です!

このように効果が数値で明確になると、やる気もがぜん高まります。