米司法省は、メキシコ国境から流入した移民や不法移民施設の収容者のDNA採取を義務づけることを計画している。全米犯罪データベースへの登録が目的。当局幹部が2日語ったところによると、不法移民施設の収容者からDNAを採取することを国土安全保障省(DHS)に求める規則案を数日中に公表する可能性がある。この規則は、口腔(こうくう)粘膜の採取を義務づけるもので、米国の移民政策変更を巡る議論に新たな公民権問題をもたらすことになる。これが実現すれば、連邦捜査局(FBI)が運用している政府のDNAデータベースが大幅に拡大する。現在は、重大な罪を犯したとされる容疑者のサンプルが保管されている。
米司法省、不法移民のDNA採取義務づけを検討
有料会員限定
あなたにおすすめ