イスラエルの複数の当局者は、イランを支配している体制について、近いうちに崩壊する可能性は低いと評価している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。イラン政府は打撃を受けながらも体制を維持しており、まだ民衆蜂起が起きる状況にはないという。開戦から約2週間が経過する中、イランの軍や政府指導部は機能し、攻撃にも対応しているようだ。一方で国内の反体制派は厳重な治安対策で抑圧されている。イスラエルの当局者たちは、この状況を変えるにはさらに数週間から数カ月の戦闘が必要になる可能性が高いとみている。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は12日、イラン国民が体制転換を実現できるか確信は持てないとしながらも、イスラエル政府としてこれが可能になるような状況に向けて取り組むと説明。「イラン国民が政権を倒すと確信を持って言うことはできない」としつつ、「政権が倒れなくても、大幅に弱体化するだろう」と語った。
イラン、当面は体制崩壊ないか 民衆蜂起の環境整わず
絶え間ない軍事的圧力にさらされながらも、治安部隊は街を完全にコントロールしており、国民による体制打倒の動きは抑え込まれている
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