米大型バイクメーカーのハーレーダビッドソンは充電装置に不具合が見つかったとして同社初の電動バイクの生産・出荷を停止した。ハーレーは先週、充電装置を点検するため生産をいったん見合わせると代理店に通知していた。ハーレーは主力の米国市場での販売をてこ入れするため、電動バイクに注力している。ミシェル・カンビア最高執行責任者(COO)はメモで「これは皆にとって残念なことだ」と述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がメモを確認した。このメモによると、出荷再開時期は不明。ハーレーは顧客と代理店に対し、代理店に備え付けの業務用充電器だけを使用し、家庭の電源の使用を控えるよう呼びかけた。走行に問題はないとしている。