米国世論の党派による分断が進んでいる。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースによる最新の世論調査によると、共和党支持者が下院によるトランプ大統領弾劾調査への反対を強める一方、民主党支持者の間では、トランプ氏罷免への支持が広がっている。下院の弾劾調査を支持すると回答した人は約53%、反対した人は44%だった。これまでに見聞きした情報で判断するかぎり、トランプ氏が弾劾・罷免されるべきだと回答した人は49%、反対した人は46%だった。10月初旬の調査で同様の質問をした際には、弾劾・罷免を支持した人は43%で、反対が49%だった。今回の調査は10月27-30日に実施した。