「英語が全然話せない」「皆の会話に入れない」「会議で一言も発言できない」。ネイティブを前にしたとたん、「英語が通じない」と悩む日本人は多くいます。一方で、日本人と同じく、英語でハンディがあるはずの非ネイティブは、うまくやっています。なんと、ビジネス英語には、非ネイティブが身につけるべき「絶対ルール」が存在したのです。
1年2ヵ月売上ゼロで窮地に追い込まれた著者が、今ではネイティブを部下に持ち、15ヵ国以上の外国人プロフェッショナルをマネージするきっかけとなった、非ネイティブが実践しているテクニックを『ビジネス現場で即効で使える非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』にまとめました。学生時代に学んだ単語でじゅうぶん。使えるフレーズを多用し、ポジティブで丁寧な言い回しを意識すれば、英語での会話は怖くありません。「こんなとき、なんて言えば?」があっという間になくなるキーフレーズを中心に紹介します。

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ランチは1回約束をとりつけると、
2回目以降がラク

 ここでのポイントは、「仕事中に話すべきでない話題」を振ることです。

 仕事に関する内容だと、会議やワークショップを設定されてしまう場合もあるため、プライベートな物事で教えてもらいたいことがあるのだとお願いしてランチタイムを確保するのです。

 心理学的には、おいしいものを食べているときは、話している相手に好意を抱きやすくなります。さらに人は何かを食べているときは口の中の感覚に注意がいき、「批判」する力が衰える効果もあります。業務時間内に話すよりも、ランチやコーヒーブレイクのときのほうが、信頼関係が深まりやすいのです。

 そもそもグローバル社会では、仕事とプライベートな時間を分けているので、「仕事のあとの飲み」が基本的にありません。外国人たちとゆっくり話をしたいなら、ランチ時間がベストなのです。

 仲がいい外国人相手だと、ランチに誘いやすいですが、少し距離があって「もしかしたら断られるかもしれない相手」をランチに誘うときは、「Do you have any plans after this?」(このあと何かご予定はありますか?)を使います。

 時間が空いているかどうかを聞く「ワンクッションフレーズ」を、ランチに誘う前に使うことで、断られるかどうかの確度を知ることができます。ストレートに「ランチに行こう」と誘って断られると、次回また誘っていいものかと悩んでしまいますよね。「時間のあるなし」で聞くと、「スケジュールの都合」でしかないので、断られても再び誘いやすい状況をキープできるのです。

仲よくなったら、
「Let’s go to lunch!」でOK

 外国人をランチやコーヒーブレイクに誘うことは、緊張するし、何の会話をすればいいのか悩むかもしれません。しかし、グローバル社会に関わるのであれば、「ランチを同僚たちと一緒に取らないのはフレンドリーではない。とっつきにくい」とネガティブに捉えられます。日本では「一人飯」が注目され、お一人様に対応した飲食店も出てきていますが、外国人とは一緒にランチを食べるべきなのです。

 私も出社したときは、早々に誰かをランチに誘うようにしています。

 断られるかもしれない相手には本フレーズを使って誘い、仲がいい人には「Let’s go to lunch!」「Let’s go have lunch!」(ランチに一緒に行きましょう!)とストレートに誘います。会社ではランチは常に誰かと取りましょう。