米実業家イーロン・マスク氏が昨年、タイの洞窟で少年サッカーチームの救助作業に当たった英国人ダイバーを「小児性愛者」だと示唆するツイートをして訴えられていた問題で、マスク氏は3日、カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地裁で陪審員に対し、この言葉は辞書通りの意味ではなく、いわれのない攻撃を受けたと自身が判断し、それに対する投稿だったと主張した。マスク氏が裁判で証言に臨むのは今年に入り2回目。ソーシャルメディアの多用は自身がトップを務める電気自動車(EV)大手テスラや宇宙開発企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)の宣言効果がある一方で、問題が生じる可能性があることも浮き彫りにしている。
マスク氏、「小児性愛者」ツイートで釈明 名誉棄損裁判で
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