米携帯電話サービス業界4位スプリントの親会社ソフトバンクグループは、衛星放送大手ディッシュ・ネットワークの携帯電話通信ネットワーク新設計画に資金面で支援を申し出ていた。ディッシュのチャーリー・アーゲン会長が18日の法廷証言で明らかにした。アーゲン氏は証言で、米携帯電話サービス業界3位のTモバイルUSとスプリントの合併を支持する考えを表明。両社が合併すれば、ディッシュはスプリントよりも強力な競争相手として消費者向け携帯市場に進出できると主張している。アーゲン氏は前日、自身の事業計画には信頼性があるとして、銀行3行から100億ドル(約1兆1000億円)の融資を受けられることを裏付ける文書を提示した。